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ちょっとだけ魔界に。 [音楽]

 え~念のためですけど、誘惑の多い場所ってことで魔界なんですけど、別に恐ろしい場所じゃありませんので…。

 仕事の約束があって日曜に会社に出たものの、まさかのドタキャンで、計画停電で映画もやってないし、時間をつぶすあてもないので、ちょこっと魔界、お茶の水に寄ってみました。いや~見事にお客さんのおっさん比率が上がってるものの、またまた新譜が入ってるんですねえ。恐るべしお茶の水。


  御茶ノ水.jpg

 一番手前はsorapapaさん一押しのMichael Orlandoですね。なんと邦盤にてデビュー。しかも1stと2ndをカップリングして2枚組です。『SONIC STOMP2』。1st買っちゃったのにまた買っちゃったっすよ。KING RECORDSさん、邦盤出すなら1年前くらいから予告してよ! ってそりゃ無理っすね…^^;。
 ゲストがMichael RomeoとJoe Stumpですよ。それに何故かGary Hoey。2人のマイケルとジョー・スタンプに比べて、ゲイリーさんだけスタイルがちょっと違う気がするんですが、本気出すと結構テクニカルだし速いですからね。どんな競演なんでしょうか。

 あとの2枚はDerek Sherinianのソロアルバムに参加した経歴を持つという日本人ギタリスト、TAKA MINAMINOのソロと、ネットで活躍するギタリストのコンピレーションらしいG5ってアルバムです。ひょっとしたら、G5は既に買ったような気も…するけど、
まあいいや。この2枚はアオリ文句に負けて買ってしまった。

 魔界マニアさんに誘惑が多いだけで、メシはうまいし喫茶店はあるしで、平和ないいところです)お茶の水は学生街でもあるわけで、喫茶店に入ると試験勉強してる人やリクルートスーツ姿の学生さんの姿も。今年は震災に原発事故で景気が冷え込み、昨年以上に就職活動は大変になりそうだとか。こんな先行き不透明な時代に社会に出て行く準備をするのは不安だろうなあ。

 震災はともかく、原発の方はまだ予断を許さない状況で、停電の影響やら何やらで企業活動や内需が冷え込むとか何も明るい予測がないですけど、こんな時だからこそ、勢いのある企業はやる気のある学生さんをバンバン採用してほしいものです。


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復活! Bruce Bouillet(ブルース・ブイエ) [音楽]

 ちょっとクサクサする気分の時はクリーンな超絶速弾きのギターでも聴いてスカッとするかってことで、ちょっと前に買ったのがこれ。

  ブルース・ブイエ.jpg 『INTERVENTIONS』 Bruce Bouillet(2009年作)

 ブルース・ブイエと言うと、超高速ツインリードのテクニカルな演奏を聴かせるRACER XでPaul Gilbertの片腕として活躍していたハイテクギタリストなんですが、90年代の初めころにTHE SCREAMというバンドで活躍したのを最後に表舞台から姿が見えなくなっていました。ひょっこりアマゾンで見つけたのがブルースの2ndらしいソロのインストアルバム。邦盤出てました。King Recordですよ。どうやら、キングレコードにはハイテクのギターインストが好きなエライ人がいるのかな?

 ライナーノーツによると、ブルースはTHE SCREAMをやってた頃から重症の手首の関節炎に悩まされており、深刻な時は指が1本しか動かない状況だった時期もあったとか。そういえば、THE SCREAMはアコギ使ったりとちょっとAEROSMITH風なアメリカンロックっぽいバンドで、期待したテクニカルな演奏があまりなかった気がします。でも、バンドがうまく行かなくなった背景には病気もあったわけですね…。

 このソロアルバムは、そんなことを微塵も感じさせないテクニカルなプレイが満載です。ただ、レーサーXみたいなスピードがあるエッジの効いたリフで押しまくるような曲を期待すると、ちょっと肩透かしかも。アコギのバッキング使ったスローな曲もあるし、いい意味で作曲をちゃんとやって、テク優先でなく、メロディのあるギター音楽を聴かせようとしてる感じです。もちろんポール直伝のクリーンなピッキングの速弾きが炸裂する曲もあります。1曲目の「SCATTERGUN」がすごくポールっぽくてかっこいいですね。こんな巧いギタリストが病気で埋もれてしまわなくて良かった。

 RACER Xの後に参加したTHE SCREAMのアルバム。

  ザ・スクリーム.jpg THE SCREAM 『LET IT SCREAM』(1991年作)

 後にMOTLEY CRUEにスカウトされるJohn Corabiがボーカルです。改めて聴くと、当時の私は当然、レーサーXみたいなテクニカルなハードロックを期待していたから、ちょっと肩透かしだったんですが、ZEP風の曲あったり、モトリー風のカラッとしたハードロックもあったり、ホーン使ったファンクメタルっぽい曲もあったりで、まあまあな佳作だなという感じします。ちょっとユルめのリフとリズムのアメリカンな曲なのに、ギターソロだけやたらタイトかつクリーンで、テクニカルです。
 あのブルース・ブイエのニューバンド、ってところにファンが期待した部分を外していたのと、全体にちょっと中途半端だったかな。でも、ボーカルは後でモトリーにスカウトされるくらいだから、もちろん巧い。演奏レベルも高くて、ホント、改めて聴くとそんなに悪くないです。もっとも、ブルースの腕の調子が悪くてそれどころではなかったんでしょうが…。

  スクリームメンバー.jpg CDジャケットより。

 一番手前の人がジョン・コラビかな? サングラス越しにメンチ切ってるのがブルースさんだと思われます。この頃はいかにもギターヒーローっぽくて、かっこいいですね。今は坊主頭のゴツめの風貌になってるそうです。


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久しぶりに音楽ネタです…。(Jeff Loomis) [音楽]

 すっかりご無沙汰してます。春から異動した持ち場の忙しさが半端じゃなくて…。映画もいろいろ見に行ってるんですけどね…。なかなかレビューを書くヒマがないっす…。
 今日は休日出勤で会社の留守番。と言うわけで、忘れられないように、久しぶりに音楽関係のネタ。ひょっこりアマゾンで買ったら意外に良かった、ってパターンですね。少し前に輸入盤で買いました。今は邦盤も出てるみたいです。

  JEFF LOOMIS.jpg Jeff Loomis 『ZERO ORDER PHASE』(2008年作)

 メタルプログレバンド(米Wikipediaによると)のNEVERMOREのギタリストらしいです。相当な馬鹿テクさんですが、最初に聴いた時、Marty Friedmanに似てるな~と思ったんですよ。ザクザクしたスピード感のあるリフに何ともいえないメロディアスなソロが乗っかるスタイル。もろマーティ的ともいえる東洋的な旋律も出てきますね。

 しかし、東洋的なメロディを使えばOKというほど、マーティのプレイは浅くはないんですな。YouTube見てると、タッピング、スウィープも相当なレベルで巧いようですけど、流麗なフィンガリングでメロディを聴かせるスタイルがその真髄。リズムが次々に切り変わり、その流れに乗るようにフルピッキングの速弾きで耳に残るソロを弾きまくるところとかマーティに雰囲気が似てます。ダークな刻みまくったリフの後にふわっと明るい曲調に切り替わったり、ドラマチックな展開の曲もあってかっこいいです。かなり作曲力のある人とみました。


 アルバムにはマーティのソロツアーでサイドギタリストを務めていたRon Jarzombek(ライブDVD見ましたが、この人も馬鹿テク)が参加。それと、Steve Morse先生が参加したソロアルバムを出したプログレジャズ系の馬鹿テクベーシスト、Michael Manringが1曲に参加。いきなり変拍子でガラっと雰囲気の違う曲。この人のベースソロも一発で分かります。

 米Wikiによると影響を受けたギタリストはYngwieほかTony MacalpineとMarty、Jason Beckerとか。年齢はちょうどイングヴェイ世代の一回り下ぐらい。確かにハーモニックマイナースケールの速弾きもありますけど、私はマーティの影響を強く感じました。このアルバムのThanksの欄にもマーティの名前あります。
 16歳の時にMEGADETHのリードギタリストだったJeff Youngの後釜を選ぶオーディションを受けて、若すぎて採用されなかった(それでもムスティンさんにその才能をほめられたとか)そうですが、もし合格していたら、どうなっていたでしょう。バンドに一番勢いがあった頃だからなぁ。こっちのJeffがリードギタリストやってるメガデスもちょっと聴いてみたいですね。


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噂のタルちゃんのアルバム。 [音楽]

 全然関係ありませんが、昔、『まじかるタルルート』って漫画ありましたよね。

 そんなことはさておき。Jeff BeckのツアーメンバーのTal Wilkenfeld(タル・ウィルケンフェルド)さん(ちゃん?)のソロ、アマゾンから着きました。もろジャズフュージョンだし、とりあえず聴きながら書いてますが、かっこええぇぇ~の一言ですね。こりゃ。
 最初、輸入盤で頼んでしまって、国内盤があるのに気付いて、いったんキャンセルして国内盤にしました。ライナーノーツ読みたいから。版元はまたまたキングレコード。やるなキングレコード。

  タル1.jpg 『Transformation』(2007年作)
 
 バンドメンバーと並んで写ってるジャケ写真見ると、ずいぶん小柄な人みたいです。手も小さい。でも、ベースプレイは凄いっす。若干、スラッピング(チョッパー)は得意ではないのかな? という感じはするかな。でも、ツーフィンガーでブリブリブリブリかっこいいベースを鳴らしまくりです。
 ドラムスがとにかくタイトで刻みまくりで、鍵盤とサックスが絡み合い、その間を切り裂くようにクールなWayne Krantzのギターが決まりまくり。変拍子にリズムチェンジは多いし、ロック好きな人、プログレ好きな人でもいけるんじゃないだろうか。しまったリズムに明るいかっこいい曲ばかりなので、ドライブのBGMにも良さそう。スローなバラードが1曲入ってて、長いベースソロも弾きます。

   タル2.jpg

 見た目こんな感じの普通のかわいい女の子。なんでベースを? …それはきっと天才だからですね。ライナーノーツの解説によると、14歳でギターを学び始め、16歳で高校やめて故郷のオーストラリアからLAに渡り、ギターを1年学んでからベースに転向。才能を見出され、ソロアルバム発表時はなんと20歳だとか。今、22か23歳ぐらいか。既にこんな大物と一緒にプレイして、これから一体どんなミュージシャンになっていくんでしょう?

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クールな切れ味。Wayne Krantz [音楽]

 最近、70~80年代ロック好きのおっさんの間で「見た?」「凄かった」で何の話題か分かってしまうEric ClaptonとJeff Beckの日本ツアー。で、その記事を読んでて、えっ!と思ったのが、ジェフ・ベックのバンドのベーシスト。
 前にsorapapaさんがこの記事のレスで教えてくださったベーシストのTal Wilkenfeldだったんですが、写真見てちょっと驚いた。若い女性(しかも結構な美人)なんですね。知らんかった~。名前の雰囲気から、ごついひげ面の黒人のおっさんみたいなのをイメージしておりました。
 で、タルさんと言えば、ソロに参加してるのがこの記事で知ったWayne Krantzなわけで。ジェフ・ベックのコンサート見た人が「おお~っ! 何だあの馬鹿テクの女性ベーシストは?」となった時、必然的にウェインのプレイも聴くことになるのかな? ということで、これです。


  WAYNE KRANTZ.jpg Wayne Krantz 『SIGNALS』(1990年作) このジャケはどうやら再発されたもので、出た時は別のジャケみたいです。

 これが1枚目みたいです。sorapapaさんも書いていたけど、メタル系のようなハイテク技を使うとかじゃないのですが(そもそもフュージョンだし)、アウト気味のフレーズがめっちゃ切れてます。アウト気味と言ってもメロが分かりづらいという感じでもなく、ギターはよく歌ってる。クリーントーンのカッティングもスパスパ決まる。
 ハイテク技を使わないと言っても、フュージョンのギタリストの中では音数多い方だと思います。結構速いところはエグイ弾き方してるように思います。ライナーノーツによると、バークリー出てるみたいで、伊達じゃありません。さすがにテクの方はそれだけのレベルの人ってことですね。あともう一枚とライブ盤が出てて、どっちも買ってしまいました。

 リズム隊抜きで、エレクトリックギターだけで弾き語り風に鳴らしてる曲がいくつかあって、弾きまくりが好きな人はちょっと退屈する部分もあるかもしれない。でも、リズムが入ってる曲はかっこいい曲あります。M4『Don't Tell Me』など3曲にDennis Chambersが参加。アルバムタイトル曲の『Signals』は変拍子がビシッと決まっててかっこいいっす。
 ジャケ写真見てると、シングルコイルのストラト使ってて、ちょっとジャリっとした硬質な音がホンの心もちロックっぽいと言えばロックっぽく、バンドもシブいトリオ編成。即興演奏がメインのソロの掛け合い(ボーナストラックに入ってるライブ音源2曲)なんかは昔のクリームみたいな雰囲気もあります。

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明けましておめでとうございます。 [音楽]

 昨年もこのマニアックなブログにコメントくださったりした皆様、明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。

 とか何とか書いてる私はお正月から出勤でございます。電話の当番みたいなのがあって、それに当たってるんですね。

 だ~れもいない会社で好きなCDをかけつつ、年賀状のお返事などを…。何年も前にお世話になった人が希望の部署にやっと復帰できたとか、高校の同級生の夫婦の娘が地元では超有名な進学校に入学が決まったとか、今年の春で定年退職になる仕事先の人とか…。いろんな近況の便りがちょこっとだけ入ってました。昨年は世の中が何だか殺伐としてましたけど、今年はどうなるんでしょうねえ。

  デスク.jpg

 右から買ったまま積読になってたChris Poland率いるOHM(オームと読むらしい)の新譜『CIRCUS OF SOUND』と、Greg Howeの『SOUND PROOF』、Milan Polakの『DREAMSCAPES』、Jonas Hellborg/Shawn Laneの『TIME IS THE ENEMY』、Joe"サンプラザ"Satrianiの『SUPER COLOSSAL』。
 そういや、昨日、例によってヘッドホンで爆音でGインスト聴きながらテレビ画面だけ紅白見てたら、石川さゆりと一緒にマーティ・フリードマンが出てましたね。びっくりした~。意外というか当たり前なんだけど、マーティのギター、歌に合ってましたね。


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店員さんごめん! (¯人¯ ) [音楽]

 仕事の待ち時間で喫茶店にいたら、見慣れない番号表示で携帯が…。

 「あの~……(よく聞き取れない)ですが、ガスリー・ゴーヴァンのCD頼まれてましたよね。入荷しました」。

 え~~っ。そういえば、昔…DISK HEAVENで頼んだような気が…。「す、すみません。ネットで買ってしまいました…」。

 店員さん 「いえいえ。良いんですよ。こっちも入手に時間かかりましたし…」。

 いや~。考えてみると、1年も前なんだなあ。よく覚えててくれたなあ。申し訳ないので、久しぶりに寄ってみました。

 結果…。

 一気に8枚、1万7000円もCD買ってしまいました…。え~ほとんどインストです。ちょっと収穫だったのは、ギリシャ人ギタリストらしいTheodore Zirasさんの3枚目らしいアルバムがあったこと。この人、最初のアルバムはコンビニのバイトの兄ちゃんみたいな雰囲気のジャケ写真でしたが、けっこうエグイ馬鹿テクギターを弾く人です。宇宙空間みたいなのをバックに電車(?)が走ってるナゾのジャケットのが1枚目。どんくらい進歩したかな?

 あと、ネット経由で頼んでるのに全然届かないSteve Lynchのソロ『NETWORK23』が何故か置いてあったので、買ってしまいました。リンチさんのところから改めて届いたら、2枚になってしまうのですが、それは次にドイツ特派員さんが来阪した時のお土産にしてしまいましょう(店員さんに聞いたら、インストとのこと)。

  スティーブ・リンチ.jpg

 というわけで、Guthrie Govanの『EROTIC CAKES』を探してネット検索でここにたどり着いたみなさ~~ん! 大阪・ミナミのアメリカ村のDISK HEAVENには、今、2枚入荷してますよ! まあ、ネットでも買えなくもないですけど…。
 店員さんに「これだったら、すぐに売れますよ~」なんて無責任なことを言ってしまいました(12月20日現在)。YouTubeなどでガスリーの超絶テクにたまげたギターもの好きの関西地方の皆さん。入荷してますよ~。買いましょう! かっこいいっすよ~。

 〈追記〉…聴いてみました…。『NETWORK23』う〜ん…まず、インストじゃない。1曲だけクリーントーンでタッピングやってる曲ありましたが。歌モノ中心で、そうだな〜80年代LAメタルの焼き直しみたいな曲が多いかな。おまけにあまりギター弾いてないっす…。ファンが期待してるのは流麗でフラッシーなタッピングなんだけどなぁ…。


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久しぶりにタワーレコードに寄ったら…。 [音楽]

 仕事先でちょっと時間が余ったので、ふらっと久しぶりに梅田のタワーレコードに寄ってみました。Greg Howeの新譜、出たのは知ってたけど、国内盤出てないかな(ライナーノーツ読みたいから)と思って、ジャズ・フュージョンコーナーをのぞいてみたら、やっぱり置いてない…。そのままぶらぶらROCK/POPSコーナーを歩いてたら、「G」のところにありました! しかも国内盤。ヨッシャー!


  グレッグ新譜.jpg KING RECORDSから。偉い! キングレコード! きっとそんなに枚数売れないんだろうなあ…。キングレコードは凄い! グレッグを好きな人は国内盤選んで買いましょう。とりあえず、会社でライナーノーツだけ読んだんですが、今回はリズム隊にまったくの新人をオーディションで選んで起用したとのこと。いずれも馬鹿テクさんだそうです。

 で、ついでにTNTのギタリスト、Ronni Le Tekroのソロも見つけてしまった。『Kingdom of Norway』(2008年)。ロニーさんは前にもインストのソロ出してて、それははっきり言ってイマイチだったのです。馬鹿テクでもないし、ハイテク技を見せ付けるわけでもないんですが、ちょっと風変わりなトリッキーなプレイが得意で、TNTはかっこいいリフの曲があってそれなりに好きだったので、思い切って一緒に買ってしまった。
 果たして…うっ、ボーカル入りでした。しかも…こりゃハードロックでもないなあ…。かな~りポップです。何風と言えばいいのかな…。私が聴いてる音楽の幅が凄く狭いので、誰それ風と書けません…。ハズしたかな? ジャケ見ると、2曲インスト入ってます。2曲ともアコギを使ったスローな曲。うん。これは結構美しい。癒し系だな。、もう1曲はちょっと昔のプログレみたいだ。でもアルバム全体にあまり弾いてない感じ…。う~む…。

 とりあえず、グレッグの新譜の方はまたいずれ。あっ、ハズレってことはあり得ないので。

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髪短い…。(Dave WeinerとMarc Rizzo) [音楽]

 エレクトリックギターの弾き手、それもメタル系だと、だいたいなが~~い髪を獅子舞みたいに振り回しながら弾く人が多いですが(Eric Johnsonみたいにほとんど動かない人もいますが…)、コンビニの店長さんみたいな短髪のハイテクギタリストもいるんですね。まず、一人は、ギター魔術師Steve Vaiの片腕と言ってもいい人。ヴァイ社長単独のライブのほか、G3でもTony MacalpineとBilly Sheehanという大物ゲスト2人の横で黙々とリズムギター弾いてた人。Dave Weinerさんです。

  DAVE WEINER.jpg 『SHOVE THE SUN ASIDE』 Dave Weiner (2005年作)Vai社長がやってるFAVORED NATIONSから出てました。

 ヴァイ社長のバンドのライブDVDでは確か短いソロタイムあったと思います。短い時間だけど、かっこいいギター弾くんですよ。このアルバムでも、あまりハイテクな技は使わないし、音数もあまり詰め込まない(ちょこっとだけ猛烈な速弾きやります)けど、分かりやすくてノリのいいロックGインストを聴かせます。リフに切れ味があって、ソロにもメロがあり、作曲力がある人のように思います。ネット見ると、新アルバム(ダウンロードだけ?)も出てるみたいです。6曲とライブ音源のボーナストラック1曲(短いギターソロ G3のライブ?)で、ミニアルバム風ですが、良曲が多いので、当たりだったかな。

 DAVE.jpg 見た感じこんな人(CDのジャケットより)。G3でリズムギター弾いてましたよね。さすがにVai社長が見込むだけの腕前の人です。



 もう一人は偶然アマゾンで見つけたSHRAPNELの新譜。このアルバムも不思議な感じです。ただ、ひところみたいなインパクトには欠けるかも。再び勢いを取り戻して才能ある若いギタリストをどんどん発掘してほしいです。

  MARC RIZZO.jpg 『THE ULTIMATE DEVOTION』 Marc Rizzo (2007年作)

 アコギ使ったラテン系旋律の超絶速弾きと、少し前のスラッシュメタルみたいなザクザクしたリフに乗せたエレクトリックのムチャ弾きみたいなのが交互に出てきます。アコギのソロの方は速くて正確できれいですが、エレクトリックの方がメチャクチャ速いには速いけど、少し粗い感じ。ソロもリフもどっかで聴いたような感じがするものが多いです。

 名前からしてラテン系の人なんですかね。メキシカンジャズ? とかそっち系の雰囲気のアコギが光ってるだけに、エレクトリックの方がちょい没個性なのが残念。勢いのある頃のSHRAPNELは「よくこんな人見つけてきたな」という個性的かつ馬鹿テクの人を次々に発掘してきました。この人もアコギのプレイでMike Varneyの目に留まったのかもしれません。


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Keith Emersonを支える名手。(Marc Bonilla) [音楽]

 Keith Emerson御大とのコラボで、ここ日本でも知名度がぐっと上がったMarc Bonillaさん。前の記事でも書きましたけど、90年代にインストのアルバム出してました。まだ買えるのかな…。sorapapaさんもベタほめしてましたが、なかなかに名手だし、そして何よりプレイに個性(色というか)が強く出てる人なんです。

  マーク・ボニーラ.jpg Marc Bonilla 『EE TICKET』(1991年作)…ダブル・イー・チケットと読むようです。

 改めて気付きましたけど、このアルバム、Keithさんが参加してるんですね。M2のWHITE NOISEって曲です。曲の説明によると、曲のヒントはこれまた知る人ぞ知るGインストの巨匠、Ronnie Montroseからもらったそう。どうも、マークさんをこの業界で引っ張り上げたのがロニーさんみたいです。
 どうしてキースさんが参加したかというと、クラブでのマークさんの演奏を聴いて、キースさんの方から参加を申し出たらしい。そんなきっかけなのに20年近く付き合いが続いてるわけですね。一番新しいアルバムの完成度の高さはギターにボーカルに大活躍のマークのアシストなしには成しえなかった(いろんなアルバムレビューもそれを認めるところ)から、クラブでの演奏で才能を認めてくれたキースさんへの恩返しというところなのかもしれません。

 演奏のタイプはどっちかつうとハイテク技を次々に繰り出す感じではなく(タッピングっぽい音はちょっと聴こえる)、フルピッキングでギターを自在に歌わせるタイプです。誰それ風って言いづらいんですけど、Blues Saraceno君にSteve Morse教授の風味を混ぜた感じ? 全然違うよ!という人もいるでしょうが…。似てると言っても、クロマチックスケールの速弾きをやるわけじゃないんだけど、ちょっと感じます。
 
 このアルバムは結構車の中でよくかけてて、M3のMANNEQUIN HIGHWAYって曲は名前の通り、ラッシュアワーの高速道路を車が数珠つなぎになって走ってるって雰囲気がギターリフとリズムでうまく表現されてて、イライラした車がクラクション鳴らしたり、たまに衝突したり、みたいな効果音もギターで鳴らしてるのでおもしろい曲。
 M7のAFTERBURNERって曲はアップテンポのかっこいいロックインストで、これ、スポーツニュースでたまにかかってた気がします。ジェットコースターがぐんと加速したり、車のアクセルを踏み込んだり、そんな高揚した気分が出てる曲です。スポーツニュースにぴったり。そのほか、師匠にあたるロニーさん譲りの泣きのギターを聴かせるきれいな曲も最後の方に入ってます。

 THANKSの欄に「FOR HIS SUPPORT AND CEASELESS INSPIRATION」と書かれてて、マークさんが最大級の敬意を示しているロニー・モントローズさんもスライドギターで1曲に参加。ロニーさんって今いくつぐらいなんだろ。sorapapaさんも書いてたけど、Gインストの師弟でバリバリの弾きまくりのアルバム出してくれませんかねえ。もちろん、キース・エマーソン御大もゲスト参加です。絶対に買うな。うん。まだまだそこらのハイテクギター兄ちゃんたちには負けないガッツあるプレイを聴かせてほしいものです。


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