久しぶりに音楽ネタです…。(Jeff Loomis) [音楽]
すっかりご無沙汰してます。春から異動した持ち場の忙しさが半端じゃなくて…。映画もいろいろ見に行ってるんですけどね…。なかなかレビューを書くヒマがないっす…。
今日は休日出勤で会社の留守番。と言うわけで、忘れられないように、久しぶりに音楽関係のネタ。ひょっこりアマゾンで買ったら意外に良かった、ってパターンですね。少し前に輸入盤で買いました。今は邦盤も出てるみたいです。
Jeff Loomis 『ZERO ORDER PHASE』(2008年作)
メタルプログレバンド(米Wikipediaによると)のNEVERMOREのギタリストらしいです。相当な馬鹿テクさんですが、最初に聴いた時、Marty Friedmanに似てるな~と思ったんですよ。ザクザクしたスピード感のあるリフに何ともいえないメロディアスなソロが乗っかるスタイル。もろマーティ的ともいえる東洋的な旋律も出てきますね。
しかし、東洋的なメロディを使えばOKというほど、マーティのプレイは浅くはないんですな。YouTube見てると、タッピング、スウィープも相当なレベルで巧いようですけど、流麗なフィンガリングでメロディを聴かせるスタイルがその真髄。リズムが次々に切り変わり、その流れに乗るようにフルピッキングの速弾きで耳に残るソロを弾きまくるところとかマーティに雰囲気が似てます。ダークな刻みまくったリフの後にふわっと明るい曲調に切り替わったり、ドラマチックな展開の曲もあってかっこいいです。かなり作曲力のある人とみました。
アルバムにはマーティのソロツアーでサイドギタリストを務めていたRon Jarzombek(ライブDVD見ましたが、この人も馬鹿テク)が参加。それと、Steve Morse先生が参加したソロアルバムを出したプログレジャズ系の馬鹿テクベーシスト、Michael Manringが1曲に参加。いきなり変拍子でガラっと雰囲気の違う曲。この人のベースソロも一発で分かります。
米Wikiによると影響を受けたギタリストはYngwieほかTony MacalpineとMarty、Jason Beckerとか。年齢はちょうどイングヴェイ世代の一回り下ぐらい。確かにハーモニックマイナースケールの速弾きもありますけど、私はマーティの影響を強く感じました。このアルバムのThanksの欄にもマーティの名前あります。
16歳の時にMEGADETHのリードギタリストだったJeff Youngの後釜を選ぶオーディションを受けて、若すぎて採用されなかった(それでもムスティンさんにその才能をほめられたとか)そうですが、もし合格していたら、どうなっていたでしょう。バンドに一番勢いがあった頃だからなぁ。こっちのJeffがリードギタリストやってるメガデスもちょっと聴いてみたいですね。
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