髪短い…。(Dave WeinerとMarc Rizzo) [音楽]
エレクトリックギターの弾き手、それもメタル系だと、だいたいなが~~い髪を獅子舞みたいに振り回しながら弾く人が多いですが(Eric Johnsonみたいにほとんど動かない人もいますが…)、コンビニの店長さんみたいな短髪のハイテクギタリストもいるんですね。まず、一人は、ギター魔術師Steve Vaiの片腕と言ってもいい人。ヴァイ社長単独のライブのほか、G3でもTony MacalpineとBilly Sheehanという大物ゲスト2人の横で黙々とリズムギター弾いてた人。Dave Weinerさんです。
『SHOVE THE SUN ASIDE』 Dave Weiner (2005年作)Vai社長がやってるFAVORED NATIONSから出てました。
ヴァイ社長のバンドのライブDVDでは確か短いソロタイムあったと思います。短い時間だけど、かっこいいギター弾くんですよ。このアルバムでも、あまりハイテクな技は使わないし、音数もあまり詰め込まない(ちょこっとだけ猛烈な速弾きやります)けど、分かりやすくてノリのいいロックGインストを聴かせます。リフに切れ味があって、ソロにもメロがあり、作曲力がある人のように思います。ネット見ると、新アルバム(ダウンロードだけ?)も出てるみたいです。6曲とライブ音源のボーナストラック1曲(短いギターソロ G3のライブ?)で、ミニアルバム風ですが、良曲が多いので、当たりだったかな。
見た感じこんな人(CDのジャケットより)。G3でリズムギター弾いてましたよね。さすがにVai社長が見込むだけの腕前の人です。
もう一人は偶然アマゾンで見つけたSHRAPNELの新譜。このアルバムも不思議な感じです。ただ、ひところみたいなインパクトには欠けるかも。再び勢いを取り戻して才能ある若いギタリストをどんどん発掘してほしいです。
『THE ULTIMATE DEVOTION』 Marc Rizzo (2007年作)
アコギ使ったラテン系旋律の超絶速弾きと、少し前のスラッシュメタルみたいなザクザクしたリフに乗せたエレクトリックのムチャ弾きみたいなのが交互に出てきます。アコギのソロの方は速くて正確できれいですが、エレクトリックの方がメチャクチャ速いには速いけど、少し粗い感じ。ソロもリフもどっかで聴いたような感じがするものが多いです。
名前からしてラテン系の人なんですかね。メキシカンジャズ? とかそっち系の雰囲気のアコギが光ってるだけに、エレクトリックの方がちょい没個性なのが残念。勢いのある頃のSHRAPNELは「よくこんな人見つけてきたな」という個性的かつ馬鹿テクの人を次々に発掘してきました。この人もアコギのプレイでMike Varneyの目に留まったのかもしれません。
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