ヱヴァンゲリヲン新劇場版・破 [映画]
*作品の中身に触れてますので、未見の方は注意して下さい。
休日出勤をさくさくと終わらせ、話題作、見てきました。前作「序」から2年近くたってしまいました。で、見た感想ですが…。SF作品として見てる感想ですが、分かりやすい派手な場面が増えて、良い意味で普通のSFアニメ？ に近付いたかな？ みたいな印象かな。
CGを駆使した戦闘シーンは細密な描写がとにかく凄いです。ただ、使徒にはそれぞれの天使名にちなんだ特殊能力や存在の意味みたいなものがあり、それを使って攻撃（人類と接触しようとする？）してくる設定が好きだったんですが、新劇場版はやたら光線みたいなやつを撃つ場面が多く、使徒によっては割とあっけなくやられちゃうし、存在感がちょっと薄くなった感じです。振り子時計みたいな形したのがマトリエル？ 最初に出てきた鳥みたいなのは？ とか。
私はこの作品、人類の発生と次の段階への進化の過程を描いたものだと思ってます。人類は長い時間をかけて地球で最も進歩した知能を得ましたが、他の動物は同じだけ時間を生きてきたのに、どうして人類ほどは進歩していないんだろう？ 知能や生物としての進歩や進化が時間で得られるものなら、地球上の生物がほぼ平等に姿や中身を変えていてもいいはずなのに。
その謎解きを映画で見せた代表的な映画が「2001年宇宙の旅」。何かしらの存在（宇宙生命？）が人類に進化を与え、一定のレベルに達したところで次の段階へ導くために再び姿を現したのだろう、というお話。最近見た「ノウイング」もラストから勝手に推測すると、そんな映画だったような。
作品を見ている限りの理解では、元々の人類の発生の起源となるものが、どこか（宇宙？）から現れ、完全な生命体が何らかの理由で不完全な今の人類の形になってしまった。だから、再び完全なものへ戻そうとする（自ら戻ろうとする？）…みたいなお話なんだろうか。完全な形のものが、ヒトの深層心理に「神」としてインプットされてるものだとすると、ヒトが文明を得て以来、どうして神様が存在するのか、みたいな問いへの答えも描かれるのかもしれません（ってそんな大げさな映画じゃないと思いますが）。
映画では、最強の使徒ゼルエルとの闘いがラストの見せ場です。つうことは、テレビシリーズのお話のほぼ後半までこの2部で行ってしまったわけで、残り2作もあるのに、お話がもつのだろうか？
前作の映画版では、エヴァンゲリオンが使徒をすべて倒し終えた後、突然、身内のはずの自衛隊が攻めてくる（攻めてくる理由は作品中では明確に説明されない）という展開になるんですけど、その辺もすっきりするんでしょうか。
最強の使徒を倒した、ってことは、後は人類同士の闘いが続くのか？ 「序」と「破」で派手な戦闘シーンで観客の目を奪っただけに、物語の展開で見る人を満足させられるのか？ とかいろんな「？」が浮かびます。
テレビ版見てないと、お話に全然ついて行けないと思うんですけど、公開からしばらくたってますが、劇場はほぼ満席。終わったら、出てきた人が、あらすじとか主要キャラの変更具合について、一斉に語り合い始めました。
休日出勤をさくさくと終わらせ、話題作、見てきました。前作「序」から2年近くたってしまいました。で、見た感想ですが…。SF作品として見てる感想ですが、分かりやすい派手な場面が増えて、良い意味で普通のSFアニメ？ に近付いたかな？ みたいな印象かな。
CGを駆使した戦闘シーンは細密な描写がとにかく凄いです。ただ、使徒にはそれぞれの天使名にちなんだ特殊能力や存在の意味みたいなものがあり、それを使って攻撃（人類と接触しようとする？）してくる設定が好きだったんですが、新劇場版はやたら光線みたいなやつを撃つ場面が多く、使徒によっては割とあっけなくやられちゃうし、存在感がちょっと薄くなった感じです。振り子時計みたいな形したのがマトリエル？ 最初に出てきた鳥みたいなのは？ とか。
私はこの作品、人類の発生と次の段階への進化の過程を描いたものだと思ってます。人類は長い時間をかけて地球で最も進歩した知能を得ましたが、他の動物は同じだけ時間を生きてきたのに、どうして人類ほどは進歩していないんだろう？ 知能や生物としての進歩や進化が時間で得られるものなら、地球上の生物がほぼ平等に姿や中身を変えていてもいいはずなのに。
その謎解きを映画で見せた代表的な映画が「2001年宇宙の旅」。何かしらの存在（宇宙生命？）が人類に進化を与え、一定のレベルに達したところで次の段階へ導くために再び姿を現したのだろう、というお話。最近見た「ノウイング」もラストから勝手に推測すると、そんな映画だったような。
作品を見ている限りの理解では、元々の人類の発生の起源となるものが、どこか（宇宙？）から現れ、完全な生命体が何らかの理由で不完全な今の人類の形になってしまった。だから、再び完全なものへ戻そうとする（自ら戻ろうとする？）…みたいなお話なんだろうか。完全な形のものが、ヒトの深層心理に「神」としてインプットされてるものだとすると、ヒトが文明を得て以来、どうして神様が存在するのか、みたいな問いへの答えも描かれるのかもしれません（ってそんな大げさな映画じゃないと思いますが）。
映画では、最強の使徒ゼルエルとの闘いがラストの見せ場です。つうことは、テレビシリーズのお話のほぼ後半までこの2部で行ってしまったわけで、残り2作もあるのに、お話がもつのだろうか？
前作の映画版では、エヴァンゲリオンが使徒をすべて倒し終えた後、突然、身内のはずの自衛隊が攻めてくる（攻めてくる理由は作品中では明確に説明されない）という展開になるんですけど、その辺もすっきりするんでしょうか。
最強の使徒を倒した、ってことは、後は人類同士の闘いが続くのか？ 「序」と「破」で派手な戦闘シーンで観客の目を奪っただけに、物語の展開で見る人を満足させられるのか？ とかいろんな「？」が浮かびます。
テレビ版見てないと、お話に全然ついて行けないと思うんですけど、公開からしばらくたってますが、劇場はほぼ満席。終わったら、出てきた人が、あらすじとか主要キャラの変更具合について、一斉に語り合い始めました。
地球には二種の種が落ちた。アダムとリリス。人間は、リリスから出来たリリンという種族。そして、今まで芽吹かなかった(ファーストインパクトまで)アダムから出来たのが使徒。
この地球外からきた二種が共存出来ずに、戦うってのが内容です。ちなみにエヴァンゲリオンはリリスから出来てて、シンジのママの液体で動かしてます。
破からは、テレビと設定が違うので、テレビシリーズとははっきり分岐してます。前回の映画版はなかったことに。でもカヲルが「今度こそ」とか言っているから、パラレルかも。笑。
まーバックグラウンドが分からんという意味では、映画だけでは厳しいでしょうね。
by まる (2009-07-20 12:51)
くらいふさん nice!ありがとうございます。
by しまうま (2009-07-21 00:20)
まるさん
おお〜っ、さすが現役の○女子ですね。解説などをサクッと。
今回の作品、エヴァンゲリオン自体もちょっと汎用性？ が出てきて、試作機とかちょこちょこ出てきますね。初号機にはシンジの母親の魂？ が、２号機にはアスカの母親の魂？ が宿ってるから、彼らを守るために暴走するのでは？ とか思ってたんで、なんかもうちょっと普通のロボットアニメに近付いたかなと思いました。
なんかな〜使徒が…マトリエルが「雨」を司る使徒だから、こういうパターンの攻撃をするとか…そういうのが好きだったんだけどな〜。「序」のラミエルはかっこいいですけどね。今出てるエヴァンゲリオンのパチンコ、ラミエルとカヲルが闘う幻のアニメーションが搭載されてるそうです。出る確率１億分の１とからしいですけど…。
by しまうま (2009-07-21 00:30)
魂じゃないですよ、液体ですよ液体。何だよ、液体って!と思いました。コワイ～。米国のSF映画に起源があるらしいですけど。笑。
ダブルオーみたいに敵も味方もガンダム、石投げたらガンダムに当る、みたいにはならないで欲しいですよね。
でもメガネッ子には期待。笑。
by まる (2009-07-21 22:01)
まるさん
液体ですか。液体？ メガネっ子は物語上の役割が何だかわかんなかったですね。
ガンダムはファースト世代の私としては、最近の少女マンガの主人公みたいなのがわらわら出てくるのはちょっと見ていられません。
むか～し、陸自の人と話してたら、あんなに高さがあって、でかくて、目立つ白い色で移動するものだったら、遠くからでも対戦車ミサイル一発でやられちゃいますよ、みたいなこと話してましたね。
by しまうま (2009-07-22 11:07)