SSブログ

お馬鹿全開。「テネイシャスD 運命のピックを探せ」 [映画]

 *映画の内容に触れてますので、未見の方は注意して下さい。

 『スクール・オブ・ロック』のジャック・ブラックのお下劣ギャグ全開のお馬鹿ロック映画見てきました。いや~予想はしてましたが、劇場がっらがら。メチャクチャに下らなくておもしろいんだけどな~。まあ、デート向きではないかなあ。

 テネD.jpg (写真はパンフレット)

 敬虔なキリスト教徒の家に生まれたJB(ジャック・ブラック)はロニー・ジェイムス・ディオをこよなく尊敬するロック少年だった。しかし、ある時、「ロックは悪魔の音楽だ」と断言する父(ミート・ローフ)に大切なポスターを破り捨てられてしまう。その時、JBが神とあがめるディオがポスターから抜けだし、シャウトしながら「ハリウッドへ行け」とありがたい啓示を与える。
 JBがハリウッドにたどり着くと、アコースティックギターを超絶テクで弾きまくるKG(カイル・ガス)と出会う。飛び入りライブで腕を磨く2人(何だか漫才みたい…)。2人は悪魔の歯で作られ、ザ・フーのピート・タウンゼントやエディ・ヴァン・ヘイレンに天才的なギタープレイを与えたという「悪魔のピック」の存在を知り、ピックを探す旅に出る…というと感動のストーリーのようですが、すんごくお下劣で下らないんです。でも~~~ロック好きは少しは感動するかも…やっぱしないか。

 この映画、実は…いや、たぶん…ミュージカルです…。台詞を歌で表現する場面あるし(歌詞はすんごくお下劣です)。それと…音楽は常に爆音。音がデカイ。なぜなのか~♪♪~ラララ~♪~それは~~♪♪~~メタルは爆音で聴くものだから~~♪

 主演の2人はデブとハゲのおっさんで、ぜ~~んぜん格好良くないんですが、ひたすら自分たちのロックを求めて突き進む…というわけでもなく、単に有名になりたいから「悪魔のピック」を手に入れようと頑張ります。ラストは…何故か悪魔が召喚され、2人はロック対決を挑む。負けると地球の危機が! しかし、地球の危機がかかってるわりに対決は結構地味で、あれ? という感じで悪魔は去っていく…。

 ということで、ジャック・ブラックのファン以外の普通の映画ファンにはツライ映画かもしれませんが、私はずっと笑いっぱなしでした。エンドロールの後におまけ映像があるんですが、これがまたお下劣なので……わざわざ残ってまで見ることはないと思います…。ベン・スティラーとティム・ロビンスが変な役で出てます(これも結構笑える)。

nice!(2)  コメント(4)  トラックバック(0) 
共通テーマ:映画

nice! 2

コメント 4

ひょう

ここまで書かれると、逆に観たい気がする・・・(笑)
by ひょう (2008-08-03 19:40) 

しまうま

 ひょうさん nice!ありがとうございます。

 いや~たぶん女性には向いてない映画だと思いますよ。だって…映画の中で「×××」って単語連発しますし…。途中で帰りたくなるかも…。

 マイケル・シャマラン監督の「ハ◯ニ◯グ」みたいに見終わった後、「なんじゃ~っ。これは?」という気分にはなりませんが…。どっちかつ~と、「◯プ◯ン◯」の方を見たくなりませんか?
by しまうま (2008-08-03 20:26) 

duke

なんだか、面白そうです。見ようかなと思って、記事は流し読みさせていただきました。おバカな楽しい映画も好きなので^^
by duke (2008-08-17 23:52) 

しまうま

 dukeさん nice!ありがとうございます。

 いや、女性には向きませんって…。メタル系のロックがお好きなら別ですが…。ジャック・ブラックが意外に歌うまいんだな、というのは分かりました…。

 この人、キャメロン・ディアズとかが出てる『ホリディ』ってロマコメにも出てましたよね(映画館で見てしまいました)。お? ちょっとメジャーになってきたから、お馬鹿は封印するのかな? と思っていたんで、この映画見て、ジャック・ブラックをちょっと見直しました…。
by しまうま (2008-08-18 00:24) 

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。