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すみませんすみません…。 [小説・本]

 え~まだ全部読んでないんですけど…。自分のこと棚に上げて笑ってしまいました。後に書く「13の使徒」に該当する女性の方がいても怒らないで下さい。すみませんすみません…。

 ざっと半分斜め読みしてみましたが、結構笑った。新聞の書評で取り上げられてて、おもしろそうだったので買ってしまいました。

  結婚難民.jpg 『結婚難民』 佐藤留美 小学館新書 …ちょっとレジに持って行くのに勇気がいりました…。

 簡単に言うと、これまでボロクソに責められることが多かった情けない男どもにちょっと理解を示し、女性(? なんだろうなあ…?)の目から女性をキビしく分析した本です。確かに、こんだけ結婚できない人が増えてる状況には、男のだらしなさもあるかもしれないけど、責められるべきは男ばっかりじゃないですよね。たぶん…。
 本書に出てくる「結婚してはいけない13の女」(エヴァンゲリオンの使徒みたいだ…)とは「ルブタン女」「絶食女」「超エコ女」「スピリチュアル女」「クーガー女」(笑い)…以下諸々。ちょっと誇張されてるきらいがありますが、「あ〜いるなぁ〜。こんな人」ってタイプが身近に結構いるのでは?

 ちなみに巻末に書いてありましたが、結婚できない男のことを「毒男」って言うんだそうです。私は猛毒男?です(いや、別に危険性はありませんが)…。あっ、全部読んでないのにナンですが、後半はちょっと救いのある内容のようです。お互いに先入観を取り払えば、良い出会いがあるのではないか? ということかな? 「13の女」の下りがあんまりおかしかったんで、まだ通読してないんですが取り上げてみました。






 「ルブタン女」…家賃より高い靴に散財する消費癖の女性。フランスの高級婦人靴「クリスチャン・ルブタン」から命名?

 「絶食女」…ダイエットマニアの女性。

 「超エコ女」…流行に流されやすく、ボランティアやエコ活動にはまってしまう女性。

 「スピリチュアル女」…自分以外に関心が持てず、占いや宗教にはまってしまう女性。

 「クーガー女」…歳下の彼氏をペットやファッション感覚でとっかえひっかえする女性。

 「『Lの世界』の女」…ファッションで同性愛を楽しむにつれて性関係の敷居が低くなってしまった女性。

 「デートDV女」…読んだまんまです。最近増えてるのかな?

 「リスカ女」…これまた読んだまんまです。怖いですね。

 「ギーク女」…朝から晩までネット三昧。リアルな対人関係の苦手な女性。

 「週末激変女」…過激な趣味にはまってしまって、週末ごとに行方不明になる女性。

 「通い婚女」…これも読んだまんまですが、実家離れできない女性。

 「プチ整形女」…これも読んだまんまですね。増えてるのかな? 

 「スキルアップ女」…関心は家族のことより自分の成長という女性。

 


 本の内容を端折ったので、本当はもっと細かく具体例を挙げておもしろおかしく書いてあります。え~私が書いてるんじゃないですからね~。怒らないで下さいよ~。

 でもこれ、共通してるのはたぶん「自己愛」の強さですね。自分のことが一番大好きってことが変化してこんな風に分化していくのかもしれません。で、たぶん、この13タイプにあてはまる人(複数のタイプを併せ持ってる人も多いと書いてあります)って、たぶん、ちょっとヘンな人ですよね。で、それは多かれ少なかれ、男であれ女であれ、どんな人でも持ってる部分かもしれません。……何だかマトメに入ってる感じですが…。

 自殺者が毎年3万人を超えるわ、世界同時不景気になるわ、小室哲哉は逮捕されるわで(しかし、何十億円っておカネ、何に使ったんでしょうね。「俺だったら、3億円あったら後はチビチビ使って地味に暮らすな~」などと職場で話してました。こんな人は絶対お金持ちにはならないかも)、こんな世知辛い世の中だから、自分のことをしっかり好きになって、心を強く持たないとやっていけないのかもしれません。

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まる

結婚してはいけない女に入っているだろうという確信率120パーセントの私です。
ルブタンとクーガーが分からない。気になる。また読んだら教えて下さい。その13に当てはまらない「フリ」をして、どうにかこの局面を乗り切ろうかと思います。笑。
by まる (2008-11-04 11:51) 

しまうま

 まるさん

 え~~と…。ど真ん中のストライクゥ~という感じではなく、ちょっとかすってる?(苦笑)感じですかね。ってまるさんの素性をよく知ってるわけではないんで失礼なんですけど…。

 え~~っと…。で、局面は乗り切れそうなんですか? なんか行けそうな雰囲気なんではないですか? 自然体で行けば…。何とかなりませんかね? 
by しまうま (2008-11-04 17:31) 

ドイツ特派員

しまうまさん、

毒男って言うのは確か、「独身の男」→「独身男」→「独男」→「毒男」ですね。そりゃ結婚できないのが男だけ悪い!っていうのはどう考えてもおかしいですね。

自己愛の行きすぎっていうのは要は「イタい」感覚になるんでしょうね、周りから見ると。当事者は堪ったもんじゃないでしょうねえ。私の周りには幸いこういう女性はいませんが、男性ではいますね。ギークっていうのは「オタク」ですから、まあ多いこと多いこと。あ、私か(爆)。

これ、ちょっと読んでみようかな?
by ドイツ特派員 (2008-11-05 00:19) 

しまうま

 ドイツ特派員さん

 そうそう。男だけが悪者にされがちな「結婚問題もの」のジャンルでちょっと異色かも。でもこの本、男性が読む内容じゃないかもしれませんね。女性向けと思われますよ。ひろ~い意味ではハウツーもの?

 私もある意味オタクですし…。高い靴は買わないけど、ガソリン1リットルでプリウスの3分の1ぐらいしか走らない(しかも車検高いし税金も高い、室内は狭い、荷物載らない、でも別に高級車じゃない)車に乗ってますし…。

 昔、デートの時に「珠玉の泣きのギターインストベスト(入手困難編)」とか「ノリノリのドライブ用インストベスト(馬鹿テク編)」とか必死でつくっていって、思いっきりスルーされましたし。「どれも全部同じに聴こえる」ってサクっと言われましたね。
by しまうま (2008-11-05 00:33) 

ひょう

私も読みたいんですが、レジへ持ってゆく勇気が湧きません・・・。

ダイエットしてます、ネット三昧です、実家にいます、
あ、3つも当てはまった☆

占い、ブランド品、年下男、エコは興味ないなあ。

ま、今の独身女性はみんな「自分大好き女」ですから、
せいぜいチヤホヤして、もっとのさばらせてあげて下さい。

モチロン、私のこともヨロシクねっ♪


by ひょう (2008-11-06 01:23) 

rei

こんにちはぁ〜♪
私の仲のいい女友達
ほとんど結婚してませ〜ん。
でも私は専業主婦だけど
友達はみんなすんごいキャリアウーマンで〜す。
私の友達は、あんまりこの項目にあてはまらないかなあ・・・。

「自己愛の強さ」っていうのは
多分最近の女性(??)の共通項だと思うんですよね。
私とかもきっと。
たまたま結婚できただけで。うん。

小室氏の金使いについては
フェラーリを何台も持ってたのが有名ですが
昨日、昔の映像を見ていたら彼のスタジオに、
ナンバー27のフェラーリのマシンがありましたよ・・・。
100億円あったら私
F1のスポンサーやってみたいな〜〜〜。
全GPにVIPで招待される、とか。いいですよね〜(笑)。
by rei (2008-11-06 09:47) 

しまうま

 ひょうさん

 最後のあとがきまで読んでみたら、どうやらこれは日刊ゲンダイ(電車の中でおじさんが読む夕刊紙ですね)の連載を元に書籍化したものなんだそうです。書籍化の前にネットで内容が引用され、評判になったからとか。

 つまり、おじさんとかもてない男性の側から見て、「そうだそうだ!」という共感を呼ぶ、あるいは溜飲が下がる内容なんじゃないかな~という気がしてきました。確かに、ちょっと女性に一方的すぎる気もするなあと。男だってやっぱ「こりゃ駄目だ」ってヘンな人いますもんね。
by しまうま (2008-11-06 12:38) 

しまうま

 reiさん

 私の会社にも、性格もまあまあ良くて、仕事もできて、まあ、ルックスはイマイチの人もいるけど(私含めて)、それなりに二枚目なんじゃないかと思う人でも40とっくに過ぎて独身の人います。なんでですかね(って私が書いてるのもヘンなんですけど)。
 う~~む…やっぱ何かのせい(仕事忙しいから、とか女性の目が肥えてきたから、とか)にして現実から目をそらしてるのかなぁ…。

 私のサイフにもし100億円あったら、ですね。私の場合はスピルバーグを雇って、名作「バルジ大作戦」のリメイクを作ってもらうかな。もしくは…トム・クランシーの「レッドストーム作戦発動」(米ソの全軍が全面激突)の実写化映画つくるとか…。

 あ、すんません。ギーク男なもんで…。
by しまうま (2008-11-06 12:51) 

まる

ふう~ん、全く1個も当てはまらなかった。拍子抜け。

こんなに自分大好きなのにっ!おかしいなっ!(笑)

ギークはひっかかると見せかけて、リアルな対人関係も活発なので、セーフです。きひひ。
by まる (2008-11-06 13:47) 

しまうま

 まるさん

 ね、ほ~ら…。まるさんって自分で思ってるほどにはヘンな人じゃないのかもしれませんよ……。


 ……ん? これ、いい意味になってますよね? ……。いい意味ですから。
by しまうま (2008-11-06 19:55) 

ドイツ特派員

しまうまさん、リッター3kmの車に乗るのは「オタク」ではなく「漢(オトコ)」です。

自分自身、未婚男性って理解できるんですよね。大体今結婚しているのだって、大学時代に付き合ったそのままの延長だったわけで、もしそこで別れていたりそもそも付き合っていなかったら絶対結婚できていないと思いますよ。周りの連中からも、「ま、お前のかみさんってNPOみたいなもんだよな、お前と結婚するんだから」とあんまりな声も。ルックスは言わずもがな、性格的にも難しかったでしょうね。まさに運と縁。

更に、大学時代に結婚が決まっていたから就職したようなもんで、もし相手がいなかったら今でもだらだら定職についていないかも知れません。

で、更に分かるというのは、「別に未婚も不幸じゃないし、結婚も不幸じゃない。未婚で苦労もあるだろうし、結婚も苦労がある」という実感があるんですね。その二つは異質であるだけで、対立項ではないという実感ですな。

というか、しまうまさんのようなマニアがいないと音楽の裾野が広がらない、ということが言いたい訳ですよ。100億あったらまず世界のギターインすとの版権を買ってくださいよ(笑)。
by ドイツ特派員 (2008-11-07 00:45) 

まる

…に含みを感じるなあ~。や、もちろんヘンな人じゃないです。全く。むしろ常識人。

でも自分勝手。←これが女性が独身な理由の大半じゃないっすかね。
by まる (2008-11-07 07:44) 

しまうま

 ドイツ特派員さん

 リッター3キロ…いや、街中では5は走ります…。渋滞すると限りなく4に近付きますが…。ドイツ特派員さんにビデオいただいたコスモの3ローターのやつは3前後らしいです。一度、後ろにくっついて高速走ったことありますが、滑るように走るのに凄まじい加速でしたね。

 ドイツ特派員さんは世界を駆け回る国際派ビジネスマンで、なおかつハードロックを愛するちょい悪オヤジだから、奥さんと出会ってなかったら、今ごろ素足で革靴はいて、MSGかなんかを大音量でかけながらアルファロメオかなんかで六本木あたりを流しているかも…。
 長谷川理恵似の会社の女性社員にアツイ視線で見つめられても、「すまない。俺のアルファの助手席は愛機フライングVのものなんだ…」なんて台詞ぶちかますとか…。あっ、ちょっと背中がかゆくなってきたんで止めます。

 >音楽の裾野
 ハイ…。じみ~~ぃに小さく、こじんまりと、このブログで広げるための努力中です。100億円はありませんが。
 ライブハウスとかロック喫茶みたいな身構えた場所でなく、広い場所で、爆音で音楽かけられる所が結構好きなんです。
 そんな場所というと、私は映画館とパチンコ屋を思い浮かべます。でっかいパチンコ屋を買って、朝から晩まで爆音でメタルをかけまくる、ってのもいいかなあ…。
by しまうま (2008-11-07 12:59) 

しまうま

 まるさん

 ハイ…。全然含みなんかありませんです。まったくもって常識人でございますよ。
 自分勝手なのは…男もそんなところ多かれ少なかれありますからね。私は誰かをひどい目に遭わせたことはそんなにないと思ってますが(ホントのところは分からないけど)、ひどい目に遭わされたことは何度かあります。
by しまうま (2008-11-07 13:02) 

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