SSブログ

ゲイリー・ムーアがバリバリだった頃。(COLOSSEUMⅡ) [音楽]

 元祖マシンガンピッキングというと…。やっぱりGary Mooreでしょうかね。一時、ブルース方面へ行ってしまって、その時のビデオ買ったことありますが、ブルースプレイなのにスウィープピッキングやったりしてやたら音数が多く、たまげたの覚えてます。で、この方もインスト系のアルバム出してるんですね。いや、ファンの人は知ってるバンドだと思うんですが…。

   COLOSSEUMⅡ 『ELECTRIC SAVAGE』(1977年作)

 まず、メンツですが、GがGary Moore、KeyがDon Airey、DrがJon Hiseman、BがJohn Mole。私はベースの人は知りませんが、当時としては「馬鹿テクさん」の集まりなんですね。アルバムの曲では、何と言ってもM1、「PUT IT THIS WAY」。これ、かっこいいです。8曲中、7曲がインスト。

 別のアルバムで確か曲名のTHISを「THAT」に置き換えた曲もありますが、全然違う曲で、しかもそっちもかなりかっこいいです。こっちは曲の雰囲気として、私はRUSHの「YYZ」を思い出しますね(テクのレベルが違うよ! という人もいるでしょうが…)。大学時代の先輩のプログレバンドが「YYZ」と一緒に「PUT IT THIS WAY」を演奏してました。

 ドラムのジョン・ハイズマンはちょっとジャズっぽい手数の多いスタイルで、これまた元祖速弾きキーボーディストのドン・エイリーとともに、ややセッション風のインスト「ジャズロック」を聴かせます。ライナーノートによると、ジョン・ハイズマンはテンペストでアラン(ホールズワース)先生と共演したこともあるみたいです。当時はいろんなミュージシャンがセールスに沿った音でなく、「アーティスト」として実験的な音作りに取り組んでいたんですね。

 ゲイリー・ムーアというと、私はTHIN LIZZYの頃が一番好きなんですけど、まだそんなに有名ではなかったゲイリー・ムーアがちょっとジャリジャリっとした速弾きを決めまくるコラシアムⅡ(セカンド)もなかなか好きなんですね。GとKeyのユニゾンもビシビシ決まってます。「競技場」?のバンド名の通り、メンバーの楽器同士がガチンコで闘ってるようなバンドです。


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:音楽

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。